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近畿大学の英語はこう解け!出題傾向と長文読解のコツ

「近畿大学の英語って、長文が多くて難しそう…」「読み方がわからなくて、設問も何となくで答えてしまう」

そんな不安や悩みを感じているあなたに向けて、この記事では近畿大学の英語の出題傾向と、長文読解の解き方・読み方のコツをわかりやすく解説します。

また、偏差値50〜60台で塾に通わず、独学で受験対策を進めている高校生でも実践できる内容を中心に、時間配分の工夫やおすすめの参考書も紹介します。過去問に取り組む前の基礎固めとしても役立つでしょう。

長文が「読める・解ける」感覚を手に入れる第一歩として、ぜひ参考にしてください。

近畿大学の英語はどんな問題が出る? 出題傾向を把握しよう

近畿大学の英語は、「長文が中心」という印象を持つ人も多いかもしれません。しかし、読解力と語彙力、そして設問処理能力が総合的に問われる出題傾向です。

まずは、どんな問題が出るのか、出題形式や傾向をつかむことが、効果的な長文対策の第一歩となります。

以下では、英語の問題構成、長文読解の特徴、そして英語が苦手な人がつまずきやすいポイントについて解説します。

問題構成と出題形式

近畿大学の英語は、長文読解がメインで、例年2題前後が出題されます。その他、会話文や整序問題、文補充問題が加わります。

いずれもマークシート方式(四択)で解答します。語彙・文法の知識も含めて総合的な英語力が問われるため、単なる読解力だけでなく、基礎的な英語力の底上げが求められるでしょう。

長文の特徴

長文は1題あたり350〜500語程度で、テーマは「日常生活」「教育」「科学技術」「異文化理解」など多岐にわたります。

文章自体は標準的なレベルですが、設問の選択肢が非常に紛らわしいのが特徴です。たとえば、「本文中の言い換え表現」を選ばせたり、「最も適当でない選択肢」を問う形式も見られます。要旨把握・内容一致・語彙の意味判断・空欄補充・文の挿入位置など、設問形式のバリエーションが多く、設問の読み取り力も得点に直結するでしょう。

そのため、ただ読めるだけではなく、解き方のスキルや時間配分の感覚も重要になります。

英語が苦手な人がつまずきやすいポイント

英語に苦手意識がある人がつまずく最大の原因は、語彙・構文の基礎不足と設問形式への不慣れです。

まず、1文1文の構造をしっかり理解できていないと、長文全体の意味が曖昧になり、「何の話か分からない」状態になります。特に主語や動詞の見落とし、接続詞の意味の取り違えが混乱を招くでしょう。

近畿大学では「空欄補充」や「文整序」など、文の論理構造を把握していないと正解が選べない問題も出ます。そのため、設問に慣れておくことが得点力を上げる鍵になります。

過去問を使って、問題形式ごとの解き方や時間配分を意識する練習が、苦手克服の近道です。

長文読解で点を取る!読み方と解き方の基本ステップ

近畿大学の英語は長文中心。読解量が多いため、ただ闇雲に読むのではなく、解き方と読み方に「戦略」が必要です。

ここでは、英語が苦手な人でも実践できる「読み方の基本ステップ」を4つ紹介します。偏差値50〜60でも、正しいステップを踏めば得点源になります。ぜひ、紹介する方法を実践してみてください。

ステップ①段落ごとの「要点把握」を意識する

長文をすべて完璧に精読するのは非効率です。近畿大学のような私大英語では、段落ごとの要点読み(スキャニング)がカギになります。

1文1文の内容より、「この段落で何が言いたいか?」を意識しながら読み進めましょう。段落冒頭の主張、逆接や因果などの接続詞、繰り返されるキーワードに注目すると、要旨がつかみやすくなります。

こうした読み方に慣れることで、時間配分にも余裕が生まれ、設問への対応もスムーズになります。

ステップ②設問は先にざっと読む

設問を読む順番は、得点効率に直結します。

近畿大学の英語では、「設問を先にざっと読んでから本文に入る」方法が有効です。なぜなら、選択肢には問われる内容のヒントが含まれており、本文を読む際に「何を探すか」が明確になるからです。

ただし、すべての設問を詳細に読む必要はありません。「段落指定がある設問」「文挿入問題」「要旨・目的」など、位置が特定しやすい設問を先に把握しておくと、本文との行き来が減り、時間短縮にもつながるでしょう。

ステップ④実力に応じた「読み方」を取り入れる

英語の実力によって、取り入れるべき読み方のレベルも異なります。

偏差値50前後の段階では、まずは英文構造の把握(SVOCや接続詞、関係詞)を重視し、短文ごとに意味を取る練習から始めましょう。難解な構文はスラッシュリーディングや和訳で確認するのも効果的です。

ある程度慣れてきたら、段落単位での要約読み(「この段落の主張は何か」)に切り替えることで、解答速度が格段にアップします。

このように、自分のレベルに応じた読み方を選ぶことで、長文の「読めない・解けない」感覚が徐々に減っていくでしょう。

長文対策はここから始めよう!独学におすすめの参考書

近畿大学の英語で得点を伸ばすためには、長文読解の演習を「質と量」の両面から積むことが欠かせません特に独学で勉強する場合は、自分のレベルに合った参考書を選び、効率よく使いこなすことが求められます。

ここでは、偏差値50〜60の受験生におすすめの「基礎〜標準レベルの問題集」と「過去問活用法」を紹介します。継続するためのコツを紹介します。

基礎〜標準編(偏差値50前後向け)

長文に苦手意識がある人には、まずは精読と速読のバランスを取れる問題集がおすすめです。たとえば、以下の問題集が向いています。

・『やっておきたい英語長文300』『同500』
・『英語長文レベル別問題集2』

これらは和訳付きで文構造が丁寧に確認できるため、構文理解を深めるトレーニングにもなります。

また、「1題ごとに時間を測って読む→設問を解く→解説を精読する」という流れを習慣化すると、読解スピードと設問分析力の両方が鍛えられます。苦手な人ほど、量をこなす前に「1題を深くやり切る」ことが求められるでしょう。

過去問・形式慣れ編

ある程度読み方に慣れてきたら、近畿大学の赤本(過去問)で実戦形式に慣れるステップへ移りましょう。近大の英語は、選択肢の作り方や設問形式に特徴があるため、過去問演習は「形式対策」として非常に有効です。

解いた後は、「なぜその選択肢が正解なのか/不正解なのか」まで丁寧に復習することが大切です。設問の傾向を分析しながら演習を繰り返せば、出題意図や時間配分の感覚も自然と身についてきます。

また、近畿大学に独学での合格を目指す方は以下の記事も参考にしてください。

まとめ

近畿大学の英語は、長文中心・標準レベルです。長文が苦手でも、「読み方」と「解き方」のコツを押さえることで得点は伸ばせます。

独学であっても、段階的な学習と参考書・過去問の活用次第で、合格ラインにしっかり届く力をつけることが可能です。焦らず、一つずつ読解力を積み上げていきましょう。

よくある質問(Q&A)

ここからは、近畿大学合格に向けた英語の勉強に関して、よくある質問とその回答を紹介します。

文法と長文はどっちから勉強するべき?

どちらも大切ですが、語彙や文法の土台がないと長文読解は成り立ちません。まずは文法・単語の基礎を固め、並行して簡単な長文から慣れていくのがベストな方法です。

問題を解いていて時間が足りないときはどうすればいい?

すべてを完璧に読もうとせず、「読むべき段落」や「設問に関係する箇所」を見極める力をつけることが重要です。問題ごとの解きやすさを判断する感覚を、過去問演習で養いましょう。

英文が難しくて頭に入らない!

多くの原因は、主語・動詞・構文の見落としや語彙不足です。スラッシュリーディングや音読で英文構造をつかむ練習を重ね、基礎を地道に強化しましょう。

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